パートナーストーリー:アネット
第1話
──主街区・転移門前広場 | |
○○さん達ね? | |
初めまして。紹介人の方の仲介で やってきた、アネットです。 よろしくね |
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お、おお~…… | |
えっと……どうかした? | |
あ……す、すみません! 見惚れちゃってました |
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アネットさんの髪、 綺麗だね! |
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このゲーム、髪の毛いじれるけど、 アネットさんほど白銀の髪が 似合ってる人、見たことないよ! |
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ありがとう。 ノエルさん、だったかな? 今日はよろしくね |
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うん、よろしく~ | |
そちらはエリスさんよね? よろしくお願いね |
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はい、よろしくお願いします。 楽しい冒険にしましょう |
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ええ、今から楽しみだわ | |
○○さん | |
あなたはかなりの腕前だと 聞いているわ。その戦いを間近で 見せてもらうわね |
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今日はよろしくね |
第2話
男性プレイヤー | アネット、時間あるか? 時間あるなら俺たちと 狩りに行かないか? |
女性プレイヤー | ちょっと待ちなさいよ。 こっちが先に見つけたんだから あたしたちが先に冒険するわ |
二人ともごめんなさい。 今日はこちらの方たちと 素材集めをする予定なの |
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別の機会に冒険しましょう。 誘ってくれてありがとう。 またね |
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ふえ~、 アネットさんって人気者だね。 たくさん声をかけられてるよ |
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人気者ではないわ。 パーティーの人数合わせよ |
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私はソロで行動することが 多いから、時間が あると思われてるのよ |
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でも、さっきのはなんだか… 『アネットさん争奪戦』 みたいな勢いだったよ? |
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いつもあんな感じよ。 私が断ればすぐに引き下がって くれるけれどね |
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でも、私が知らないうちに、 周りで言い争いが 起きることもあるわね |
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うまく止められればいいのだけど、 私が口下手なせいで 喧嘩になってしまうこともあるの |
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(あれ? それってやっぱり アネットさんが人気者だから 喧嘩になるのでは?) |
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昔から不幸な出来事に 巻き込まれることも多くて |
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今日の冒険でも変なトラップに 引っかからないか心配だわ |
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大丈夫! トラップなら 全部エリスがなんとかしてくれるよ! |
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丸投げしないでくださいよ。 探索系のスキルは鍛えてますから ある程度の罠はわかりますけど… |
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私でも見破れない罠は あるんですからね |
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私もなるべく気をつけるわ。 あなたたちが 不幸な目に遭わないように |
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さぁ、フィールドに行きましょう |
第3話
いえーい! モンスター撃破っ! 素材集めは順調だねっ |
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アネットさん、すごく強いね! モンスターを 簡単に倒しちゃうなんて |
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そんなことないわ。 あなたたちのほうこそ、 一線級だと思う |
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特に○○さん | |
あなたは別格の強さね。 あなたほど戦える人は あまり見たことないわ |
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そうでしょ、そうでしょ! すっごいんだから! |
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なんでノエルがそんなに 自慢げなんですか? |
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だってパーティーメンバーが 褒められたんだよ? 嬉しいに決まってるよ! |
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エリスだってそうでしょ? | |
ま、まぁ…それは確かに すごく嬉しいですけど…… |
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ふふ……仲がいいのね。 うらやましいわ |
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あなたたちのおかげで パーティー全体の雰囲気が よくなっているのね |
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私もすごく居心地よく 冒険できてるわ。 久しぶりに楽しい気分よ |
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それじゃあもっと先へ進みましょうか | |
……あっ! いけない! 止まってください、アネットさん! その先に落とし穴が! |
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え? きゃああっ! | |
○○さん、手を! | |
……あ、ありがとう。 落とし穴には落ちたけど、 ダメージはないわ |
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今の反応の速さ…… あなたには驚かされてばかりだわ |
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助けてくれてありがとう |
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面倒をかけさせて しまったわね。 気をつけて進んでいくわ |
第4話
ふー…… 大きな事故もなく 帰ってこられてよかったね |
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ええ、 あなたたちがいてくれたから 私も無事だったわ |
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素材も集まったし、 武器の強化をしましょうか |
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いいですね。 あっ、ちょうどそこに 鍛冶屋さんの露店がありますよ |
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少し寄っていきましょうか | |
……こんばんは。 すみません、 武器の強化をお願いします |
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鍛冶屋 | おう、いらっしゃい。 武器の強化だね、 強化用の素材はあるかい? |
はい。武器はこれです | |
成功率は、90%か…… | |
どうしたの? 充分な確率だと思うけど |
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以前95%を3回連続で失敗して エンド品を作ったことがあるわ |
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それはそれですごい運ですね… | |
○○さん | |
私の手を握ってくれる? あなたと一緒なら うまくいきそうな気がするの |
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……ありがとう | |
素材を全部使って 武器の強化をお願いします |
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鍛冶屋 | おう、任せといてくれ。 それじゃあ始めるぜ! |
──カァン、カァン |
第5話
カァン、カァン | |
…………… | |
鍛冶屋 | 終わったぜ。 ほらよ |
…………強化値+1だ。 強化成功だぜ |
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やったー! やったね、アネットさん! |
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ありがとう。 よかった……これもあなたと 手を繋いでいたおかげかしらね |
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ふふ。 楽しい一日だったわ。 今日は本当にありがとう |
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エリスさんに、ノエルさんも ありがとう |
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いえ、私たちも楽しんで 冒険できましたから |
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こちらこそ、ありがとうだよ。 アネットさん |
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『さん』はいらないわ。 アネットでいい |
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わかったよ、アネット! あたしたちも『さん』は なくていいからね! |
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うん、ありがとう。 あなたたちとはまた一緒に 冒険したいわ |
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もちろんです。こちらこそ、 またよろしくお願いします |
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○○ | |
あなたと出会えてよかったわ。 また一緒に出かけましょう |
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約束よっ! |
- 最終更新:2017-11-08 22:40:58